鍼好きの私がルート治療へ。刺激は最高、翌日はまったく動けなかった話。

美容のゆるい気づき・コラム

ずぼら美容部のきなこです。今日は美容というより、長年悩んでいる首と肩のコリの話です。

以前も書きましたが、私は昔からとにかく首と肩がガチガチ。整体、マッサージ、鍼、電気治療、筋膜リリース注射、かっさ、カッピングと、思いつくものは結構試してきました。

そして何を隠そう、私は鍼が大好きです。普通は「鍼って痛そう」「怖い」と思う人が多いと思うのですが、私は真逆。「響かないように優しく打たなくていいです。もっと響かせてください。ぐりぐりしてください」と思ってしまうタイプです(笑)。

そんな鍼好きの私が気になって手を出したのが、ルート治療でした。

普通の鍼とは、見た目からして違った

ルート治療について調べてまず驚いたのが、使う鍼の太さと本数です。一般的な鍼治療と比べて太い鍼を使用し、一度の施術でかなりの本数を打っていくのが特徴とされています。

ルート治療では、コリが広い範囲につながっている部分を「ルート」と捉え、その部分に集中的に鍼を打っていくという独自の考え方があります。

料金は施術者や施術時間によってかなり違いますが、私が調べた範囲では60分15,000〜30,000円程度のところもありました。

高い。とにかく高い(笑)。

でも鍼好きとしては、あれだけ大量の鍼を打っている施術を見たら気になってしまう。結局私はこれまでに4店舗でルート治療を受けています。

容赦なく、ものすごいスピードで刺される

実際に受けてまず驚いたのが、鍼の太さと施術のスピードでした。私がこれまで受けた鍼治療よりも太い鍼を、かなりのテンポでどんどん打っていきます。

私の首や肩はかなり硬くなっているのですが、鍼が入っていくときに、自分の中では「ぐぐぐっ」と音が聞こえるような感覚があるほど。

普通なら「無理!」となりそうですが、鍼好きの私は首肩に打ってもらっている間、

「これこれこれ!」

という感じでした(笑)。

首や肩にぐんぐん響いてくる刺激が、私にはものすごく気持ちいい。初めて受けたときは「ルート治療すごい。これ好きかもしれない」とテンションが上がっていました。

ところが、問題はここからでした。

頭に鍼を打ち始めたら、さすがに無理だった

首と肩は最高だったのですが、頭に鍼を打ち始めた途端に状況が変わりました。

頭皮が硬かったからなのか理由は分かりませんが、鍼が入るたびに私の感覚では「ぎぎぎぎ」「ぐぐぐぐ」というような音が頭の中に響く。

これが想像以上にきつかった。

さらに施術中、頭から顔の方へ何かが流れていくような感覚があり、だんだん気分が悪くなってきました。冷や汗まで出てきて、さすがの鍼好き人間もここで一旦ギブアップ。施術者さんに伝えて、中断してもらいました。

5分ほど休ませてもらうと気分も落ち着いたので、その後は体調を確認しながら続きをお願いしました。

首肩への刺激は大好き。でも頭は別物でした。

鍼の刺激が大好きな私でも、これは刺激が強いと思った。

初めてルート治療を受けた日の中でも、かなり印象に残っています。

帰りは普通に1時間歩いた。だから完全に油断した

施術後には、だるさが出る可能性があるという説明を受けていました。

なので「帰ったら動けなくなったりするのかな」と思っていたのですが、施術直後は意外なほど普通でした。

むしろ身体も軽く感じて、「歩いて帰ろう」と思ったくらい。そのまま1時間ほどかけて自宅まで散歩して帰りましたし、帰宅してからも普通に過ごしていました。

なんだ、全然大丈夫じゃん。

そう思っていました。

完全に油断していました(笑)。

夜から突然だるくなり、翌日は本当に動けなかった

変化が出たのは、その日の夜でした。

急に身体がものすごくだるくなり、とんでもない眠気に襲われました。その日はそのままぐっすり眠ったのですが、問題は翌朝。

起きられない。

とにかく身体が重い。だるい。そして眠い。

少し寝れば起きられるだろうと思っていたのですが、結局、朝から夕方までほとんど起き上がることなく寝ていました。

前日は施術後に1時間歩いて帰った人間が、翌日はベッドから出られない。

「昨日あんなに元気だったのに何だったんだ」と自分でもびっくりしました。

もちろん、翌日のだるさや眠気がすべてルート治療によるものだったのかは私には判断できません。ただ、私の場合は初めて施術を受けた日の夜から強いだるさと眠気を感じ、翌日はほぼ一日寝て過ごしました。

初めて受けるなら、個人的には翌日に大事な予定を詰め込まないくらいの余裕は持っておきたいです。

正直、空ルートにはちょっと戸惑った

そしてルート治療を何店舗か受ける中で、もうひとつ印象に残ったのが「空ルート」と呼ばれる施術です。

私が体験したときは鍼を刺すのではなく、施術者さんが身体の周辺で手を動かし、何か気を動かしているような仕草をするというものでした。

ここは正直に書きます。

私はちょっとスピリチュアルっぽく感じて、戸惑いました(笑)。

鍼なら刺された瞬間の刺激も、首や肩にぐんぐん響く感覚も自分ではっきり分かります。でも空ルートになると、施術者さんが手を動かしているのを見ながら、

「これは……何をしているんだろう?」

という気持ちに。

もちろん、こういった施術をどう感じるかは人それぞれですし、私がその考え方や仕組みを理解できなかっただけかもしれません。

ただ、鍼を使ったルート治療がものすごく好みだっただけに、個人的にはここだけちょっと惜しい。

私はやっぱり、気を動かしてもらうより鍼を刺してほしい(笑)。

ルート治療の考え方すべてに共感して通ったというより、私の場合はシンプルに、首や肩に鍼がぐんぐん響くあの刺激が好きだった。これが一番近いと思います。

それでも私は4店舗まで行った

ここまで読むと「そんなに大変だったなら、もう行かなかったんでしょ」と思われそうですが、行きました。

しかも結局、4店舗(笑)。

私の場合、施術後に身体が軽くなったように感じたり、首肩のコリが以前より気にならなくなったように感じたりすることがありました。

そして何より、鍼好きの私には施術中の首肩への刺激が好きなんです。普通の鍼では物足りないくらい鍼の刺激が好きな人間なので、あの強さはかなり好みでした。

では、なぜ定期的に通っていないのか。

理由はひとつです。

高い。

これに尽きます(笑)。

身体は行きたい。財布が止めてくる

ルート治療では、1回で完結させるというより、間隔をあけながら施術を重ねていくという考え方があるようです。私が施術を受けた際にも、コリがひどくなる前に次の施術を受けることを勧められました。

分かる。通いたい。

でも1回の金額がそれなりにするので、私には気軽に毎週、毎月と通える金額ではありません。

身体は「また行きたい」と言っているのに、お財布が「ちょっと待て」と言っている状態です。

鍼好きの私としては、首肩にどんどん響いてくるあの刺激はかなり好き。一方で、初回に頭への施術で気分が悪くなったこと、翌日にほぼ一日動けなかったこと、空ルートについては私にはよく分からなかったことも含めて、全部が実際に体験して感じたことです。

だから私は「肩こりなら絶対ルート治療」とは言いません。刺激の感じ方も施術後の状態も人によって違うでしょうし、独自の考え方について合う、合わないもあると思います。

それでも私にとっては、今まで受けてきた数々の首肩ケアの中でも、かなり記憶に残っている体験でした。

また首と肩がコンクリートになって、「もう普通の鍼では物足りない」となったら、たぶん行ってしまう気がします。

そのとき一番の問題になるのは、やっぱり肩ではなく財布かもしれません(笑)。

※本記事は私個人が施術を受けた際の体験を記録したものです。施術中の感覚や施術後の状態には個人差があります。施術中や施術後に強い痛み、吐き気、冷や汗などの体調変化を感じた場合は無理をせず、必要に応じて医療機関に相談してください。

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